今日はこれからめっきり忙しくなるので、今のうちに更新しておきますね。姑獲鳥変身の後編になります。
肉体改造:ふたなり
「――まだだ。これからお前には……『お漏らし』をしてもらう。一生、な」
鵜之が心なしか青ざめた顔で宣言する。
「嫌ぁ……もう許して……許して、くださ……あぁぁぁがっ!? ふがっああっ、く……来るっ!? こみあげてっ……来ちゃいますわぁぁっ!?」
特大ペニスの根元から先端へと、耐え難い快感を伴った熱い塊が這い上がってくる。
芽衣の整った顔は、涙に汗と洟、涎、さらに鵜之から浴びせられた尿でぐちゃぐちゃになっていた。その顔から色んな液体を撒き散らしながら、カールのかかった髪の毛を振り乱しながら芽衣は絶叫する。
「ひゃぁぁぁぁっ!! 出る! でるぅぅ!!」
刹那、亀頭が一回り大きくブクリと膨れたかと思うと、次の瞬間にはそこから黄色がかった白濁が一気に噴き出した。
ぶしぢゃああぁぁぁっ!!
「あああああああああぁぁぁぁっ!!」
仰向けの状態になった芽衣の射精は噴水のように舞い上がった後、彼女の身体の上にどぼどぼと降りかかった。
「うぶぶ……ぷあぁっ、きっ……汚い! くしゃいぃぃい!」
液体というよりは半固形のゲル状。海産物の臭いがするヨーグルトとも言えるようなそれが、容赦なく少女の身体を汚していった。
「あぁぁ……はぁ……はぁ……はぁぁ……」
15秒間にもわたる、異常に長い射精を終えた芽衣は虚ろな瞳で横たわっている。だが、その状態は長く続かない。わずか30秒ほどのインターバルで、少女の身体はビクン! と再び跳ねた。
「……っ!? ま……またぁぁっ!?」
びゅくびゅくびゅくびゅくびゅくぅぅっ!!
「ひぁぁぁっ!!」
どぼぼぼぼぼぼぼっ!!
「ほあぁぁぁぁぁぁっ!?」
びゅくん! ぶちゃぁぁぁぁっ!
「はおおぉぉっ!? とっ……止めっ……」
ぶしゅしゅしゅぉぉぉおおおっ!
「止め……でぇぇっ! もうイヤ……あぁぁぁぁ!!」
一回の射精で十リットル近くという人並みはずれた量。それを更に人並みはずれたペースで放出したため、芽衣の身体も部屋の中も真っ白になってしまっていた。
ぼしゃぁぁぁぁぁああっ!
「くひゃぁぁっ!?」
「ぶわ!? こ……こっちにまで……ぺっ!」
ジタバタもがきながら精液を撒き散らす芽衣のせいで、鵜之にまで白濁があびせられてしまった。羽毛に覆われた腕で精液を拭っていると、その臭いが自分にある影響を及ぼしていることに気が付いてしまった。
「……!? な、なんだ……これ……臭いのに……なんだか……」
「くすくす……ドキドキするでしょう。あなたのカラダが精液を求めている証拠よ」
「!! ……お前……」
いつの間にか、室内に黒衣の少女が入り込んでいた。
「正確には……あなたというより、この子ね。この子はあなたの力で吐き出された精液を吸収して、あなたの栄養に変えてくれるの」
ポンポン、と鵜之の膨れ上がったお腹を叩く少女。自分の胎内で別の生命がモゾモゾと動く感覚に、鵜之は顔をしかめた。
「何だって……!? そ、それじゃ」
「そう。その子に精液を与える……つまりあっちのフタナリちゃんと性交をすることがあなたの食事となるのよ」
「なっ……こ……こいつとセックスしろっていうのか!?」
「くすくす……さっきからそう言ってるじゃないの」
薄ら笑いを浮かべながら、鵜之を見上げてくる少女。
「じょ……冗談じゃない! なんでこんな奴と……」
「そ……そうれふわ、どうして……わらくひが、そんな……んんぅっ!」
早くも何回目か分からなくなってしまった芽衣の射精。
「くすくす……二人とも素直じゃないのね。でも、そんな風に見つめあいながら言っても説得力ないわよ?」
「「っ!?」」
黒衣の少女の言葉により、鵜之は芽衣のペニスに、芽衣は鵜之のヴァギナに目が釘付けになってしまっている自分に気が付いた。
「ぅ……あ……そんな……」
「か……かららが……勝手にひぃ……」
抗いがたい肉体の欲求に流されて、妖怪化した元少年と両性具有の令嬢は互いの体をゆっくり重ねていった……。
そのとき――扉の陰から二人を見守っていた者が小さく息を呑んだのを、黒衣の少女は見逃さなかった。
※※※
それから二週間後。
ここはバブル期に建てられたものの、経営難で手放されたきり何十年も放置されている高層マンション――通称"お化けマンション"である。
今その一室には生臭い臭いが充満し、床も壁も天井も、ネトつく精液で真っ白に染め上げられていた。
そのリビング、半ば精液プールとなったフローリングの上で、二人のフタナリ少女が絡み合っていた。一人は湯上芽衣。もう一人は――変わり果てた久能涼香だった。
「はぁ……はぁ……んんぅ、も、もう嫌……はぁぁ! また出ちゃいますわぁぁっ!! お……お願いッ、もう動かないでぇぇっ!!」
芽衣の極長ペニスは、深々と涼香の秘所に捻じ込まれている。その涼香は全身精液にまみれた姿のまま、陶然とした表情で腰を振っていた。
「んはぁぁ……こ、腰が……腰が止まらないぃ……こんなの、こんなのおかしいのに……止められないッ! きゅぅぅっ! 私も……出るっ!! 射精するっ!」
両性具有化した二人はまったく同時に絶頂すると、派手に精液をしぶかせた。
「はぅぅ……あぁ……出したばっかりなのに……またぁぁぁ」
「んぉぁぁ、もうイヤぁぁぁ………!」
常人が一度に射精する量の何十倍、いや何百倍もの精液を吐き出したにもかかわらず、二人の肉棒はいっこうに萎える気配を見せない。それどころかいっそう強い射精衝動がこみ上げてきて、びきびきとエレクトしていくのであった。
二週間前のあの日。鵜之は仰向けに転がった芽衣にまたがり、彼女から精液を吸い上げながら絶頂を迎えた。そのときに鵜之の女性化した乳房から噴き出す母乳が、扉の陰で一部始終を見守っていた涼香に直撃してしまったのだ。
結果として涼香は芽衣と同じように、精液を絶え間なく噴き出し続ける両性具有の肉体に変貌してしまったのである。
彼女達の周りには、他にも四人の女性が横たわっている。芽衣たちと同じ学校の制服を着た少女もいれば、ナースや巫女の格好をした女性もいた。年齢も服装もまちまちな彼女達の股間には、例外なく超巨大ペニスがそびえているのだった。
そのうちの三人は涼香や芽衣がしているように肢体を絡み合わせながら性交にふけっており、あとの一人は自分のモノをしゃぶりながら自慰に没頭している。
四人とも、鵜之の体液によって肉体を変異させられここに連れてこられた人々であった。そして、また…………。
バサバサッ!!
夕日が差し込む部屋に羽音が轟き、鵜之――姑獲鳥がマンションに戻ってきた。カギ爪に捕えられている女の子は明らかに幼いが、彼女に生やされてしまった男性器は他のフタナリたちと同等の大きさだ。結果として、その先端は幼女の頭のところに位置している。そこから滴った白濁液が、女の子の髪を汚していた。
「ふぁぁ……うつぎくぅぅん……」
「あぁ、その子の……おちんちん……ほ、欲しいっ、欲しい……!」
完全に性衝動の虜となり、自分を制御できなくなってしまった二人に、鵜之は一瞬悲しそうな視線を向けた。だがすぐに無表情に戻り、フタナリ幼女を二人に向けてつき飛ばす。
「い……いやぁぁ……もお、おうちに帰し……あふ!」
小さな身体をビクリと引き攣らせた女の子は、芽衣たちに全く劣らない量の精液を吹き上げた。
「あぁぁ、まだ小さいのにこんなにたくさん……んぷぅ、こくっ……ぷふぁぁ、飲むのが止められないぃぃ……」
「んっく……むちゅぅぅ。私も……精液おいしくて……やめられない……こんなに臭いのにぃ、汚いのにぃぃ……」
嫌がる幼子にまとわりつき、精液をすする涼香。鵜之は彼女のそんな姿を暗澹たる思いで見つめていた。
(……これで7人。あと……92人か……久能……)
望まずして涼香を射精地獄に堕としてしまい、呆然とする鵜之に黒衣の少女は告げた。
「全部で99人……この二人と、あと97人ね。それだけの綺麗な女の子に同じ呪いをかけたら、あなたを人間に戻してあげるわ。私は綺麗な女の子の苦しみの感情が、何よりも大好物なのよ。そうそう――ついでに、あなたが望むならその子の呪いを解いてあげてもいいわ。好きなんでしょ? ……その子のこと。くすくす……!」
「あふ……あふぅぅ! もうやだよぉ……白いおしっこぉ……あひいいっ!」
「う、宇津木クンっ……わ、わたくし……あ、頭のナカぁ……真っ白になっちゃいまひゅわぁぁっ!! くひぃぃっ!」
「はぁ……ぷはぁ、は、はやく、早く吸い取って……気持ちよくしてぇぇ! もう耐えられないのぉ! あう!」
絡み合う三人の両性具有者が、三者三様に大量の精液を噴射する。

「分かってる……今行くから。俺も……もう、我慢できないんだ……」
膨れ上がった妊婦腹の中にいるモノが、精液をもとめて蠢いている。胎児の渇きはへその緒で繋がっている鵜之の渇望となり、絶えず彼を苛んでいるのだった。
涼香の勃起をずぶずぶと咥え込みながら、鵜之は思う。
――あと92人。それだけの人間を集める間、こんな飢えと快楽とに曝され続けたら自分達の精神はどうなってしまうのだろうか――と。
図らずして同じマンションの一フロア下の部屋で、妖怪・垢舐めとなった赤石綾子が同じことを考えながら四人目の被害者を舐め溶かしていることを、今の鵜之が知る由もなかった。
以上です。いつも絵から先に作る私にしては珍しく、今回は文章から書きました。そのせいなのかなんなのか、今回は絵が少なかったかもしれませんね。ちょっと反省。
次回は「煙々羅」を準備しています。
さて、そろそろ気づく人がいるかな(←?)
- 2007/09/14(金) 13:11:07|
- シリーズ/怪談・黒童
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| コメント:7
涼香まで犠牲者に…こういう事故っぽいシチュも素晴らしいw
垢なめさんがいるということは、あの一反木綿さんもマンションに住んでるんでしょうか(ぉ
残念ながら関連性には気づいてませんが…次回の煙々羅も楽しみにさせていただきます
- 2007/09/16(日) 22:24:55 |
- URL |
- 春紡 #WFlTNKWQ
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ドロイドさん>
そうなりますねー。ぼちぼちお待ちください。
>
陰摩羅鬼ですかー。いまんとこネタにする予定はないですかね。鳥はやっちゃいましたし。
>現在楽識さん
はい、一応妖怪以外の「しばり」を作ってます。
妖怪のお医者さんは買ってますけど、あんまり面白くないですね。うーん。
>夜明さん
斜め上でしたかー。斜め下でなくてなにより(ぉ
マンションはそれぞれの潜伏場所がそこら中に分布してるのもちょっと不自然かなとか思ったので、急遽でっちあげてみましたー。
>
はい、そういうことですね(笑
春紡さん>
はい、いちおう泉も棲んでることになってますー。
- 2007/09/18(火) 02:29:51 |
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- こがねむし #-
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